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羅針盤

その価値、本当に「終わり」ですか?

誰かの「終わり」は、私たちの「始まり」です。

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会社概要/代表挨拶:価値の再生へのこだわり

ご挨拶

「その価値、本当に『終わり』ですか? 誰かの『終わり』は、私たちの『始まり』です。」

この言葉は、私たち株式会社アークルが創業以来、事業を推進する上で最も大切にしてきた哲学です。

私たちが社会を見渡した時、まだ使えるにも関わらず「もう価値がない」と判断され、見過ごされてしまうモノや空間が数多く存在することに気づきました。

それは、古いけれど趣のある建物であり、可能性を秘めたまま活かされていない空きスペースであり、あるいは誰かにとっては「役目を終えた」一着の衣服かもしれません。

私たちは、それらを「終わり」とは考えませんでした。むしろ、そこにこそ、新しい価値、新しい物語が生まれる「始まり」の種が眠っていると信じています。

創業の経緯と私たちの想い

株式会社アークルは2001年の創業ですが、私自身が建設業に携わり始めたのは1994年に遡ります。長年にわたり、建物を「建てては壊す」というサイクルの現場を目の当たりにする中で、「本当にこれで良いのだろうか」という疑問が常にありました。その中で芽生えたのが、「既存の価値を見出し、再生し、持続可能な形で未来へとつなぐ」という強い想いです。

創業当初からこの信念を軸に事業を推進してまいりましたが、価値の再生という概念は、建物だけにとどまらないことに気づかされました。

特に、2018年7月に現在の自社ビルへ移転して以降、そのビル自体をテナントやシェアオフィスとして活用し始めたことは、私たちにとって大きな転換点となりました。

自分たちの拠点で「空間の価値再生」を実践することで、より深い知見と経験を積み、そのノウハウをお客様へと還元できるようになりました。

そして、2025年5月には、この自社ビルの1階テナントにて古着店「ショップごましお」を開業いたしました。

一着一着に物語を持つ古着を、次の持ち主へとつなぎ、新しいスタイルとして息吹を吹き込むこと。

これら一見異なる事業領域も、すべては、この共通の信念のもと成り立っています。

私たちの仕事は、ただ形を変えることではありません。

そのモノや空間が持つ歴史や記憶を尊重しながら、現代のニーズに合わせた新しい息吹を吹き込み、関わるすべての人々に喜びと驚きを提供することです。

これからも私たちアークルは、モノや空間、そしてそれらを取り巻く人々の可能性を信じ、新たな価値を創造し続ける「価値の再生カンパニー」として、社会に貢献してまいります。

皆様の変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

代表取締役 山地 和彦

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